Boss こうちゃんの熱い思いや夢とお勧めレシピ
 


みかん鍋>


最近の日記
各店紹介
タイトル別
過去の日記
e-まちタウン 全国地域情報
<< フリーペーパー | main | スケジュール管理 >>

周防大島みかん鍋の誕生の秘話


2012.01.10 Tuesday
 
2009071619030000.jpg
 
by 山崎浩一
 
応援お願いします。

 

周防大島みかん鍋の誕生の秘話

 

周防大島「みかん鍋」が誕生したのは、6年前の10月のことです。

平成18年の周防大島丸かじりという町内あげてのイベントで誕生しました。

私の生まれた山口県周防大島は、瀬戸内海に浮かぶ現在18千人程の過疎の進む島です。

別名、屋代島とか金魚島ともいわれます。可愛らしく金魚の形をした周防大島は、瀬戸内海では、淡路島、小豆島に続き3番目に大きな島です。

「兄弟船」「365歩のマーチ」など数々の昭和の名曲を生み出した、星野哲郎さんもこの島出身の大先輩です。星野先生が生前よく私の店に食事に来られました。

一番心に残っていることが初めて星野先生に御料理を出した時のことです。

得意のフランス料理の技法を取り入れて天然鯛の塩釜タップナードソースを用意いしました。

たまたま上手く焼けて出来た料理に先生が

「上手いよ、これ、こんなものがこの田舎で食えるとはねー・…」なんて親指をGOODにして声をかけてくださいました。

あれから15年、当時緊張している私への思いやりや優しさが今でも映像として蘇ります。その時におもてなしの喜びみたいなものを初めて知ったような気がします。

 周防大島は、1976年に本土と大島大橋で結ばれました。総工費99億円でした。

私の幼小時代は、船で島から本土に渡っていました。大島大橋の開通の時、島中が喜びでいっぱいでした。おばあちゃんと一緒に手をつないで家族もみんなで大島大橋を喜んで渡りました。

大島大橋は、15年前まで有料でした。10200メートルの短い橋で普通車往復料金1260円ととても高い料金でした。

そのため橋を渡ってくる観光客は、大島を満喫しよう、高い料金分満喫して帰ろうと滞在時間が平均して長かったと聞いています。

大島大橋が無料になって15年です。無料により多くの島内バランスが崩れました。

特に地元商店街は、本土にある大型ショッピングセンターなどにお客様を取られて辞めていく店舗も増えました。悪循環な事で儲からないから辞める・・・・。

両親が苦労したから島を離れる・・・。島の魅力を感じることのできない若者と生活の出来なくなった者が島を離れていきました。

しかし島内で頑張っている仲間も少なくありません。

そんな仲間の中から故郷のために何かできないかとアイデアを出すものが出てきました。

そのひとつが周防大島「みかん鍋」でした。

周防大島「みかん鍋」は、島の基幹産業の農業と漁業に応援を頂ける島にやさしい鍋をテーマに考えていきました。

初めは、有志の3名が案を持ち寄りたたき台になる鍋を考案しました。

だんだんと応援団が増え農協や漁協にも協力をして頂きながら5年前にみかん鍋は、誕生しました。

みかん鍋の定義

  1. 体に優しい橘皮が香る「鍋奉行御用達」の焼きみかん

小ぶりのみかんを丸のままオーブンで焼き、皮をむかずにそのまま鍋に用いる。

周防大島産の鍋用のみかんは「鍋奉行御用達」の焼印が押してあるのが特徴。

  1. 爽やかな柑橘の香りを練り込んだ地魚のつみれ
  2. 薬味としてピリリと辛いみかん胡椒

「みかん胡椒」とは青唐辛子とみかんの皮を練り合わせたもので、いわゆる柚子胡椒の変種である。

  1. お鍋の最後はふわふわメレンゲによるみかん雑炊

みかん鍋の定義はこのようになります。

もうお分かりかと思いますがみかん鍋は、みかんと魚貝の鍋です。

農家さんや漁師さんが扱ってくれたら喜ばれる食材にも目を向けて創った本当に考えて考えて創った鍋なのです。

みかんで言うと小玉は流通しても価格が低く、みかんの皮においては使い道に困っています。鍋に入れる魚も地魚のおいしい魚も勿論ですが通常市場では出回らない規格外のサイズの魚をみかんの皮と合わしてつみれにしています。

誰がみかんをそのまま鍋に入れようと言ったかは憶えていませんが、結果功を奏してメディアに取り上げられるようになりました。少しメディアに出始めると地域の反発の声も聞こえてきました。特にみかん農家や漁師さんからでした。

私たちはふざけて創ったわけじゃないけどそう見えるんだな反省し、謙虚に意見を聞きながら問題を解決させてきました。みかんの農薬の問題が一番の問題でした。昔からマーマレード等にして食べる人もいますが販売向けになるともう少し配慮が必要だったと当時は反省しました。今では徹底管理をしたみかんを鍋用のみかんとしています。

現在使われているみかん鍋のみかんはSサイズで、市場では高値の出ない俗に言う屑みかんです。

夢は鍋用みかんが一個200円くらいで流通して周防大島みかんの底上げが出来たり、周防大島ブランドの魚がよりブランド力を上げて、農家や漁師、そして島のみんなが豊かになることです。

その夢をかなえるには、みかん鍋を山口県の名物にしていく必要があります。

私の好きな映画、仁義なき戦いで「狙われるものより狙うもの方が強いんじゃ」というセリフがあります。

みかん鍋のライバルは、ズバリ「ふく鍋」です。言っちゃった。(笑)

写真は人気番組いきなり黄金伝説に出た時の鍋奉行会の集合写真です。

これからも郷土愛を忘れず楽しくみんなで島を囲んで鍋を創っていきたいと思っています。

                          

ちどりグループ代表

                               山崎 浩一

   BOSS応援ポチッとお願いします→一日一回応援ポチッとね!
| みかん鍋 | 09:43 | comments(0) | | |

♯ コメント

♯ コメントする









コメントをプレビューする?
ご利用のブラウザ、設定ではご利用になれません。


♯ この記事のトラックバックURL

♯ トラックバック

BOSSのお話

山崎 浩一

Yamasaki kouichi

山口県大島郡出身。
フランス料理やパテシエなど有名店で経験を積む、バンドでギタリストを目指していたり、思いついたように本場フランスへ修行しに行っていた事もある。平成7年にオープン当初から平成18年まで竜崎温泉にレストラン千鳥として参画。平成24年からは指定管理者として再出発する。愛すべき故郷である周防大島が元気になるよう、釜飯やみかん鍋、瀬戸の花嫁たい焼きなどの名物料理を展開しつつがむしゃらに全力疾走。
(有)千鳥を設立し、1人でも多くのお客様にお喜び頂けるお店を目指して山口・広島県内にとどまらずグローバルに13店舗展開中。
今後はこれまで培った店舗、運営ノウハウを活用し、既存事業の深堀を進めていくと同時に新規業態のブランドを立ち上げ展開していきます。

「カラダも大きいですが、ココロも大きな人。いつもニコニコしていて、言葉では表現できないけど不思議な力をもっていますよ」
(スタッフ談)
ありがたいお言葉
MOBILE
qrcode
OTHERS